« おじさんパンジー発見 | メイン | しつもん。 »

2008年06月22日

「殺しただけで調査せずに捨てることもあった」不正な調査捕鯨

「殺しただけで調査せずに捨てることもあった」不正な調査捕鯨を告発したら逮捕された。

gp3.jpg
<この写真は5月19日に参議院議員会館でグリーンピースが行った鯨肉横流し告訴記者会見のものです>

「殺しただけで調査せずに捨てることもあった」「鯨肉を横流ししていた」という不正な調査捕鯨を告発したら逮捕されちゃったグリーンピースの佐藤潤一くん。しかもその報道は「リーク」で演出されていました。リーク情報で集まったのは全マスコミ。すごいカメラの砲列。ロイターまで。東京地検に鯨肉横領で告発中なのに、東京地検がこれを不起訴にする、というリハーサルを現場でキャスターたちがカメラに向かってしている始末。これにはさすがにビックリ。集まったマスコミも恥ずかしいけれど、それを気づかず許してきた市民としての自分も恥ずかしい。

gp9.jpg

午前7時に逮捕、午前7時半に家宅捜索、午後1時の段階では、担当者たちですら不起訴確定を知らされていなかったのに、午後2時半には事務局長星川淳さんの記者会見、おそくとも午後5時には不起訴確定。グリーンピースが予定していた午前9時の記者会見は知らされていなかった家宅捜索のため、できませんでした。でもそのすべてを早朝から全局がちゃんと大きなカメラで撮影していたんですね。

gp10.jpg

お昼にはぴふるを見ていて、ビックリしました。5月19日参議院議員会館でグリーンピースが行った鯨肉横流し告訴記者会見にはテレビカメラは3〜4台しかこなかったのに。TBSラジオでは「捕鯨が国策だからですかね」とコメントがありましたが、捕鯨に出ている補助金は5億円。国策というには、5億円はちょっと少ない。

pg8.jpg

なによりも、ちょっとマスコミ全社がリーク情報でプロパガンダ(世論操作)に踊らされているのを目の当たりにして、マエキタちょっとクラクラきています。これはともすれば、国民の知る権利の冒涜ですよ。ハリウッドの映画の独裁軍事政権下の描写で出てくる「国家組織的な言論弾圧」みたいですよ。もう日本は大政翼賛会ではないのだから、ジャーナリストは自覚持たないと。弾圧される報道、みたいな自己卑下は止めないと。ひどい言い方だとは思うけど、それはある種卑屈だし。そこから一刻も早く脱出して「日本のジャーナリズムの危機」を止めなくちゃ。

gp6.jpg
<この写真は5月19日に参議院議員会館でグリーンピースが行った鯨肉横流し告訴記者会見のものです>

gp2.jpg
<鯨をただ殺して捨てるということに耐えられなくなって内部告発した船員インタビューは圧巻でした。びっくりしました。でも記者も、カメラも、少ないんです。すごい情報なのに、もったいない。星川事務局長は内部告発は証拠じゃなくて証言だからね、と言っていましたが、それでも私のような一般人にとってはびっくりでした。もっとちゃんと調査捕鯨のこと、明らかにしてください。>

青森県に連れていかれてしまったグリーンピースの佐藤潤一くんは、とても素敵なちゃんとした人で、過激でも、暴力的でも、反抗的でもなく、穏やかで、礼儀正しく、日本でいちばん捕鯨にくわしい人なんですよ。そんな逃げたり、隠れたり、するわけでもない人を、早朝抜き打ち逮捕なんかしちゃ、いけません。あ、それともうひとつ。世の中に過激な反捕鯨NGOはあるでしょうが、グリーンピース「ジャパン」は過激なNGOではありませんよ。事務局長の星川淳さんを記者会見でご覧になった方も多いと思いますが、作家であり、あの通りの穏やかな性格です。主義主張がきちんとしていて、不正は不正と穏やかに言う、穏健派市民活動家です。活動家とくれば、誰でも「過激派だ」と思うのは、もう古いですよ。佐藤潤一くんを1日も早く返してください。もう、ほんとにひどいよ。潤一くん、かわいそうに。

2008年06月22日 17:09

コメント

コメントしてください




保存しますか?