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2008年01月29日

高尾山は東京に奇跡的に残った生物多様性のメッカです

高尾山は東京に奇跡的に残った生物多様性のメッカなんです。

きのうの朝10時。高尾山を守ろうと八王子市長選挙に立候補した橋本よしひろさんが負けてしまいました。
残念です。
現職の黒須さんの得票が84887票、橋本よしひろさんの得票は63540票とその差は11347票。
惜しいといえば、惜しいのですが、その差は、ある種、不思議でもあります。
それにしても前回からは5%もアップしたといわれている投票率は、34.37%。
ベッドタウンに住んでいるサラリーマンのおうちでは、お父さんに投票のお知らせが来てしまうので
封筒を開封しないで取っておき、お母さんが選挙だということを終わるまで知らない、というケースがとても多いのだそうです。みんな、忙しいから。睡眠時間との戦いだから。まさにそういうひとにしわ寄せがくるんです。

高尾山の活動をしている人たちは、これでいつトラスト地に強制収容・立ち退き・撤去の機動隊がきてもおかしくない、と戦々恐々としているそうです。
沖縄県辺野古ではなく、熊本県川辺川でもなく、長崎県諫早湾でもなく、新宿駅から45分の高尾山で、こんなことになっていたとは。
なんでメディアが全然書かないんだろう?

聞いたところによると、まだ強制収容はかけていないのに、山に覆いをかけて中を見られないように工事をしているので、公共事業チェック議員の会の人たちに入ってみてもらったところ、40mしか掘ってはいけないはずなのに、もう140mも掘っていたそうで、水もたくさん出ていて、沢枯れもひとつ起こしていて、大問題になっているそうです。

しかし。重ね重ねですが、高尾は新宿駅から特急で45分。高尾山口へだって1時間あればいきます。
そんな人目につくところで、マスコミ取材の交通費だってかからないところで、こんなに姑息でクラッシックな方法で、奇跡的に残った東京の自然を破壊しているのかと思うと、めまいがします。

みんな高尾山で起きていること、取材してー。報道してー。
2010年は生物多様性COP10が日本で開かれるんですよー。
生物多様性のものすごくわかりやすい事例ですよー。
現職の市長さんが建設会社の社長さんというわかりやすさですー。(あ、べつに何をうたがっているというわけではないんですけどね。その構図がわかりやすい、という意味で。)
取材してー。


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2008年01月13日

今日は八王子市長選挙。さあ、橋本よしひろさん。

高尾山9.jpg

いよいよ今日は、八王子市長選挙です。テレビでは大阪市長選挙が大きく取り上げられていますが、直接私の吸う空気や飲む水や食べものに影響する、八王子の選挙が気になります。

それにこんなにはっきりと違うふたりが一騎打ち、というのが、時代だなあ、と思います。
かたや土建会社の社長さん。かたや市民の環境NGOリーダー。
環境NGOリーダーというのが、橋本よしひろさんです。

生活している自分たちにとって、いちばん、きもちのいい毎日。
それを選択できる、民主主義の日本。
さあ、どうなるか。夜の結果に、みなさん、注目です。
どきどき。

橋本さんは自然バカじゃありません。市民の立場でものを考え、みんなを調節する、バランス感覚に富んだ人、ちゃんとした政治家です。極端な考えをすぐ行動に移さずに、みんなで話し合おうという橋本さんの姿勢は、とても大事です。どんな変化にもストレスを感じる人はいるのですから。でもその上で、変えなければいけないところは、十分に話し合って、変える。つくづく、変えるということは、やわらかさとたくましさが必要な仕事だなあと、思います。

高尾山6.jpg

小児病院の移転問題、若い人たちの仕事がないこと、駅前の高層ビル構想。高尾山のことだけでなく、実は八王子市にはもっともっと話し合わなくてはならないことがいっぱい。橋本さんはそのひとつひとつに、これまでも丁寧に関わってきました。市長さんになったらすぐ、ガシガシと取り組んでいってくれることでしょう。

高尾山7.jpg

八王子はとても空気のいいところです。住んでいる人たちも、八王子の自然が自慢です。なぜ空気がいいかというと、まわりに自然が残っているからです。でもそれは残そうとする人たちががんばっているから。私たちはその人たちがもっといい仕事ができるように、手伝わなくっちゃ。その思いがみんなの思いとひとつになれるように、手伝わなくっちゃ。

高尾山8.jpg

今日の夜、またひとつ、真実が生まれます。
その結果をこの社会の進度の現れとして、私たちがちゃんと受け止められますように。
八王子市のみなさん、全国の環境とロハスに関心のある人たちがうーんと注目しています。
じつは多摩ニュータウンに住んでいる人たちの投票率は10%ぐらいなんだそうです。ベッドタウンに住むたくさんの人たちの意見はいまは1割しか、反映されていないんです。それは民主主義が1割しか機能していない、ということですよね。もったいない!
もちろんその方たちが参加しやすいように、投票のしくみも変えられるところは変えていかなくっちゃいけないと思います。
でも今日はみなさん、事前投票に行っていないみなさんは、投票に行ってくださーい。
よろしくお願いしまーす。

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高尾山をまもる橋本よしひろさん

つねづね日本の生態系や生物多様性を守るには、政治という人間の知恵(本来は)をもっと活性化しないといけないんじゃないかなあ、と思っていたところ、高尾山のことを知りました。

橋本よしひろ WEBサイト Project8
http://www.project8.jp/

橋本in堀口珈琲1.jpg

休日に突然、橋本さんという方が、訪ねていらしたのです。

橋本in堀口珈琲2.jpg

連れていらしたのは、イベントで知り合った「虔十(けんじゅう)の会」の坂田さん。
apbankの融資先でもあり、ネスカフェのCMに出てくるツリーハウスで有名な「虔十(けんじゅう)の会」。
イベントのセンスがよくて、クリエイティブな人たちが集まってくることでも有名です。

そして私は知ったのです。高尾山はミシュランの3つ星で一躍有名になるずーっと前から、世界遺産に匹敵するほどの生物多様性が保たれた、奇跡の山だということを。
そしてその奇跡の山にトンネルが掘られそうだ、ということを。
掘られては大変だ、と、高尾山の自然を守る市民の会の事務局長の橋本よしひろさんが、八王子市長選挙に立候補することにしたのです。
八王子市長選挙は1月(もう今月!)27日投票。

政治が以前からもっとみんなの意見交換の場であったなら。
こんなにばたばたすることもないのでしょう。
でもだからといって、あきらめるわけにはいかないですものね。
いままで始まっていないなら、いまから始めなくてはね。

橋本in千歳船橋1.jpg

さっそく高尾山を見に行くことにしました。いきなりなので、あるはちょっと気乗りしない様子。でもいままで何度も登っているんだよ。赤ちゃんだったから、覚えてないか。ヒールのある靴で背負って登って腰が折れるかと思ったんだよ。

橋本to高尾山1.jpg

アルは片時も手からDSテレビを放さない。橋本さんもあきれてるんだろうなー。沖電気の中間管理職だったときに部下がリストラされそうになって社長に直訴状を書いたという気骨の上司。会社を辞めてからは学習塾の先生と、高尾山を守る仕事、科学者の社会的責任を問いかける日本科学者会議のお仕事。ふたりの娘さんを北大の学生だったときに知り合った奥さん(いまは保育園の園長さん)と一緒に育ててきた橋本さん。そんな橋本さんの目にはアルはどう映るのかしら。ゲーム好きの都会っ子かな。

橋本in高尾山2.jpg

高尾山駅につくと、山の空気のいい匂い。この駅にはB29が爆撃した弾丸の跡が残っているそうです。

橋本in高尾山3.jpg

ほら! ひゃー、こわーい。

橋本in高尾山4.jpg

駅で出迎えてくれたのは、大きな天狗(てんぐ)!山の守り神。

橋本in高尾山5.jpg

小さな駅ですが年間200万人の観光客が訪れるそうです。
こんなに駅と隣接しているのに、高尾山の生物多様性は世界遺産並み。
標高599メートル
植物が1321種
昆虫が5000種以上(日本でも3本指に入る)
観察された野鳥が130種以上(海鳥、水鳥含めて日本で見られる野鳥の30%)
ほ乳類は28種。
奈良時代744年(1200年以上前!)、聖武天皇が東国鎮護の霊場として開き
「竹林一草たりともみだりに伐ったものは首を切る」という北条氏照が作ったきびしーい殺生禁断のおきてに守られてきたそうです。

高尾山1.jpg

なのに、高尾山にトンネルをあける工事がもうはじまっている!
市長選挙まちで止まってる!
ひょえー。こわーい。
八王子市にすむ人たちの一票に、この山にすむ植物や動物のいのちがかかっているんだ。
ああ、そんな現実を、山のいきものたちは知っているのだろうか。

高尾山2.jpg

工事の向かいには、こんな看板。この看板を一日何人の人が目にするのだろうか。これは工事をする人に向けた看板なのだろうか。この看板も大切だけど、街の人にも知らせて、みんなで話し合わないと、ね。

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