2009/Jun.08
◎仕事のバランス。
先週は毎年恒例のGreen Room Festivalでした。
(詳しくはこちら↓)
http://cafe8rk.exblog.jp/11667625/
ふだんほとんどがデスクワークの私にとって
イベント出店はちょっとしたスポーツのようなもの。
荷物を運んだり、接客したり、声をだしたり...。
大変ではありますが楽しくもあり、
カラダを思い切り動かすので心地よい充実感もあります。
なんといっても、ときどきこうやって
大勢の人と話すと、頭のテッペンんがぱぁっと開くような
不思議な感覚があって、そこからいろいろなものを
吸収しているような独特の面白さがあります。
そのにぎやかな週末が明け、
さすがに翌月曜日は疲れのせいで
半日は使い物にならず(笑)
リハビリしながら徐々に脳みそを動かしていきます。
火曜日以降、週末のスポーティーな仕事ぶりが
嘘のようにコンピュータにかじりつき
あぁだこうだと考えて企画書を書いています。
ある食品メーカーさんの新しいブランドについてのプロジェクト。
頭をフル回転?して
文字ベース、デザインベースの企画をたてて
試作があがってきたら、今度は味覚・嗅覚・視覚など
フル回転しながら試食をしています。

フフフ、これは試作品の一部。
カラダを動かして、脳を動かして、感覚もフル活用。
忙しいけれどなかなか良いバランスで
我ながら楽しいなと思います。
そのどれもが飽和状態に近づいて
余裕がなくなってきたときには
パソコンの画面から視線をずらせば、
ほら、こんな感じで↓

癒してくれる犬がいるので
ほんと助かってます。
(本人は寝ているだけですけど...)
投稿者 star4 : 15:11 | monologue | コメント (0)
2009/May.18
◎フェアトレード!
フェアトレード・ジャパンの主催するイベントで、
マカイバリ茶園のオーナー、ラジャさんが講演会をするというので
行ってみました。会場は広尾のJICA。
↓
http://www.makaibari.co.jp/projects/kouen2009.html
オーガニック問題もそうだけど、フェアトレードの場合もやはり
「本当にフェアトレードになっているの??」
「誰がフェアなトレードの取り決めをしているの?」
と疑問に思うことがいっぱいだったので、勉強できるかなと思った次第。
最初に、世界におけるフェアトレード事情の説明があった。
前述の疑問をクリアにしてくれる
フェアトレードラベル全体の仕組みも説明され、
なるほどなるほどと思っていたら。
なんと日本は(先進国の中でも)フェアトレード商品の
購入率が最下位!

むむむ。確かに。
これには流通環境も大きく影響しているように思うし、
フェアトレードラベルの認知度の低さもあるんだと思う。
良くわかったのは、フェアトレードというのは
単に第三世界の人々の生活レベル向上を目的とした
ディールではなくて、きちんとした価格で購入してもらうために
生産物や製品のクオリティに関して
認証期間が厳しい規定を決めているため
誰が生産者なのかが明らかで、かつ安心&安全、
モノが良い!ということ。
だから、単なる人助けビジネスではないのですよ。
良いものであれば、それなりの投資をしてかくあるべき。
そうでないと「フェアなトレードじゃないでしょう?」ということ。
なるほど〜。
講演では、アフリカのある村での実例が映像で流されて、
フェアトレードの認証を得るべく、オーガニックコットンの
生産に取り組んでみたは良いけれど
1年たってもその恩恵をほとんど受けることができず
「こんなに大変で面倒ならもう辞めたい!」という
生産者も少なくなかったが、2年目3年目で少しずつ成果が
あがってきたおかげで、村になかった井戸や学校ができたのだとか。
※フェアトレードの認証を得られると、正当な価格で
生産物を取り引きできるということの他に、プレミアムというわれる
奨学金のようなものが、その自治体に与えられるそう。
そのお金の使い道は自治体が自由に決められる。
実際、今回のゲストパネリストである
ラジャさんのマカイバリ農園でつくられる紅茶も
本当に絶品。他の紅茶とぜーんぜん違う。
ラジャさん曰く
「良いものをつくろうと思ったら
オーナーである自分自身も、働くみんなといっしょに
ものづくりに参加しなくてはならない。
そうして、みんながやりがいをもって働くことこそが
生産物のクオリティアップにつながり、評価が売り上げにつながり、
やがて生産者の生活レベル向上へとつながっていく。
もはや古いオーナーシップ(オーナーがあぐらをかいて
従業員ばかりがあくせく働くこと)は不要であって、
これからはパートナーシップこそが重要なのだ。
だいたい従業員という言葉すら、古くさいと感じられる」
ラジャさんってすごい人だー。
他にも、実際にマカイバリ茶園で起こった
さまざまな事例を話してくれて、非常に面白い内容だった。
フェアトレードがどうだとかいうよりも、
経営者として見習うべきことがたくさんあって
勉強させられる講演内容だった。
こちら、最後のトークセッションの様子。
(遠くて、ラジャさんのお顔が全然わからないので
さきほどのURLを観てみて下さい)

終了後、ラジャさんにご挨拶にいったら、
「VEGANのお店をやっている人の前で
牛や牛乳の話なんかしちゃってゴメンネ!」
な〜んて、おちゃめな方だった。
(もちろん、コンプリートリーノープロブレム!)

↑ちょうどラジャさんが冗談言っているところ。
photo by Yoko Yamamoto(http://www.yohkoyama.com/)
「本当の偉人ほど、見た目は凡人なのだ」と
ある中国茶の先生(http://www.kikodo-yokohama.com/infomation.html)が
ダライラマのことを例にあげて
中国の漢詩の説明してくれたことを思い出した。
話がずれましたが、そういうわけでみなさん。
フェアトレードジャパンでは、より解りやすくするために
ラベルを貼ってその認知度をあげる運動をしておりますが、
そのラベルを気にして商品を選ぶようにするとともに、
国内にも優秀なのにちゃんと評価されていない
生産者がたくさんいるので、アンテナをはって
ときどき足も使って、良いものを選ぶようにしましょうね〜。
ちょっと真面目なブログでした。
投稿者 star4 : 20:04 | monologue | コメント (1)
2009/May.15
◎行ってみよう!
昨日、野村友里ちゃんの映画
"eatrip"の試写会に行ってきました。
![]()
交流の幅がひろ〜い彼女の初監督作品だから
いろいろな有名人も登場してくる。
でも、この作品を観るときに
登場している彼らを有名人として観ない方が
この映画は確実に楽しめる。
....と思う。
中でも、作り手の顔が一切出てこない
料理のシーンは必見。
人間の「食べる」という行為は
単に栄養補給や空腹を満たすためのものではないことが
ここではありありと描かれる。
食べるための「どん欲さ」が生み出した
調理という行為が、とっても生々しくて
でもどこか儀式的で、すごくインパクトがある。
6/6からガーデンシネマで公開されるので
食に興味のある人は是非行ってみよう!
そして。
5/1〜5/31までフェアトレード月間キャンペーンという
イベントが催されている。↓
www.fairtrade-jp.org
JICA 地球ひろば(渋谷区広尾4-2-24)では
写真展やトークイベントがある。
今度の日曜日5/17は14時から
インドでフェアトレードを実践している
マカイバリ茶園のオーナー、ラジャさんの講演も。
楽しみにしていたので私も聴きに行きます。
お会いしたことはないけれど
きっと興味深いお話が聴けるはず。
時間のある人は是非行ってみよう!
投稿者 star4 : 22:17 | monologue | コメント (0)
2009/Apr.28
◎染め物工場へ
先日、カフェエイトにて行った日本酒イベントに
協力していただいた蔵元さん、太田酒造場(お酒の名前は辨天娘)の
100周年記念(!)を祝した手ぬぐいのデザインをしました。
そして、昨日はその手ぬぐいを染める工場へ
染めの工程を見せていただくために行ってきました。
そう、プリントではなく本染めです。
場所は東京の端、竹ノ塚。
車で工場につくと、そこにはこんな光景が。
↓

雲ひとつない真っ青な空にたなびく、
約15メートルのさらし木綿。
(今気がついたけど、これがほんとのイッタンモメンだ!)
美しい〜!
染めの前に、すべての布を洗いにかけて汚れを落とし
さらにこうやって風にたなびかせて小さな糸くずなどを
飛ばすんだそうです。
(後ろに見えるのは、染色済みを乾かしているところ)
本染めをする手ぬぐいや浴衣の柄は
昔と変わらず職人さんの手で、
何枚も重ねられた和紙を切り抜き「型」を起こします。
切り抜かれた「型」に、今度は別の職人さんの手によって
"紗(シャ)"と呼ばれるシルクが貼られます。
実は、この作業をこなせる専門の職人さんが激減しているそう。
しかも、昨今のお手軽プリント浴衣の影響で
仕事も減り、後継者がいないとか。
さて、こうやってやっとできた型が
この染め工場へ運ばれてきていよいよ染めの工程に入ります。
まずは「板場」と呼ばれる工程の職人さんが
手ぬぐいの生地に一枚ずつ、「型」を使って
糊(粘土や海藻を混ぜてつくるそう)をつけていきます。
布がよれたり、糊がにじんだりは許されません。
一日に千枚分(!)の作業をこなすそうです。
凄い。しかも速くて正確!しゃべっている間に
どんどん作業が進みます。

糊付けが終わったら、いよいよ染めです。
この工程を担当する職人さんを「紺屋(こうや)」と呼ぶそう。
昔は藍染めがほとんどで、染め物の色が
みな紺色だったことからこういう呼び名がついたとか。
ここの染めは「注染め」という日本独自の手法によるもの。

二反分の生地=約50枚分糊付けされ、
ぴったりと重ね合わせられた生地に
染料を注ぎ込んでいきます。

↑染め上がりの具合をチェックする社長さん(左)。
何度も染料を注ぎ込み、最後に色留めをしたら
今度は洗いに入ります。この工程の呼び名は「水元」。
こちらの工場でも、昔はすぐとなりにある綾瀬川で
染め物を洗っていたそうですが
水が汚染されてしまったため、
現在は工場内に井戸水を引き、人工の川のような
水槽で洗っています。

充分にすすいだ反物を、最初に見た
あの高〜いやぐらにつるして乾かすのです。
乾いたら、人の手でしわを伸ばしながら
きれいに丸めて(浴衣の場合。手ぬぐいの場合は折り重ねて)
問屋さんに納品されるというわけ。
なんとも手間のかかる工程です。
それでも、やはり安価なプリントものとは
まったく違った味わいがある本染め手ぬぐい。
工程を見てしまうと、市場の売価があまりにも
安すぎると痛感しました。
いずれの工場も需要減少と後継者不足の問題を抱えているそう。
食品に関しても言えることですが
昔から価格があまり変わっておらず、
大量生産の技術が導入されている産業は
みな同じ道を歩んでいるのだと思うと
複雑な気持ちになるのでした。
みなさん。手ぬぐいも、浴衣も本染め!
本染めに限りますよ〜。
(仕上がった手ぬぐいは後日。楽しみです〜)
投稿者 star4 : 19:04 | monologue | コメント (0)
2009/Apr.24
◎モナリザ犬
最近、というかこの1週間というもの
一日も休まずお酒をいただく機会をいただいています。
(ただ宴会が続いているだけ...)
当然、うちのお犬さまはその分
夜遅くまで留守番犬になるわけで、
最近は「行ってくるねー」と
声をかけても、見送るどころか
微動だにしません。
実際、こういう感じ。
↓
私:小梅、行ってくるね〜
犬:.........(無表情)

私:あら、モナリザみたい〜。
犬:.........(ゆっくり目をつむる)

そんな小梅を残して、宴会へ。
だいたい帰宅するとクッションが大移動していたり
バスマットがひっくり返ったりしているのですが
3日前の夜のこと。
帰宅するとめずらしく小梅が玄関まで愛想良くお出迎え。
「めずらしいじゃない!どうしちゃったの〜?」
と、甘えてくる小梅をさんざんなでたあとに
リビングルームに目をやって......唖然。
何か、インスタレーションアートのような光景が目の前に。
白いものが床中に広がっています。
近寄ると、それは........綿棒!
床一面、まんべんなく新品の綿棒が散らばっています。
この"作品"の制作者のほうに振り返ると、
さきほどとはまるで別犬のように
小さく縮こまった犬が。
(作品をお見せしたかったのですが
あまりに衝撃的で動転してしまい
撮影し損ねてしまいました.....)
モナリザのようなあの風格はどこへ行ってしまったのでしょう。
そこで、小梅に捧げる一句。
「モナリザと呼ばれた記憶は何処へやら
我を失い後悔するなり」
お粗末。






