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遺伝子組み換え(GM)食品

そもそも、よく聞く「遺伝子組み換え」って何?
「遺伝子組み換え」とは、ある生命体から遺伝子を取り出し、他の生命体の遺伝子に組み込むこと。たとえば、害虫や除草剤に強い遺伝子を作物に組み込み、手間をかけずに収穫量を上げるためなどに使われている。その生産量は毎年拡大し、現在は世界のすべての農作物のうち約29%が遺伝子組み換え作物である。

どんな影響を持っているの?
これまで存在しなかった遺伝子組み換え作物が、もともと自然界にあった動植物と接触することで生態系にもたらされる変化や、環境への影響が心配されている。また、遺伝子組み換え作物が商業的に栽培され始めてから約10年しかたっていないため、長期的に、私たちの健康にどのような影響があるのかは未知数だ。

どんな食品に使われているの?
日本で表示が義務づけられている遺伝子組み換えの農作物は、大豆(枝豆、大豆もやしを含む)、トウモロコシ、ジャガイモ、カノーラ(植物油の原料)、綿の5作物。加工食品においては、これらが原材料として使われている301品目。また、家畜のえさとしても、多くの遺伝子組み換え作物が輸入されている。

世界のどこで栽培されているの?
遺伝子組み換え作物は、日本ではまだ栽培されておらず、世界17カ国が積極的に栽培している。トップ5は、米国、アルゼンチン、カナダ、ブラジル、中国で、全体の約96%。開発しているのは、主にアメリカに拠点を置くモンサント社という大手農業化学企業。世界の遺伝子組み換え作物の90%以上を開発し、その種子の特許を保持している。

日本では、5%未満なら表示しなくてもいい!?
現在の日本の法律では、遺伝子組み換え原料が全体の5%未満であれば表示する義務がなく、また、油、醤油などの食品や家畜の飼料は、遺伝子組み換えかどうか表示する義務がない。ヨーロッパ(EU)では、その基準が0.9%のため、日本では未表示でも、ヨーロッパでは「遺伝子組み換え」と表示されているケースも。

遺伝子組み換えに関するガイドブック『トゥルーフード・ガイド』


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